花子くんと切っても切れない絆で結ばれた、七不思議の七番目“トイレの花子さん”こと女の子・八尋寧々。祓い屋一家の男の子・源光。二人は花子くんと共に、七不思議と、移り変わる奇妙な噂を修復すべく、日々奔走していた。ある日突然、花子くんから「七不思議に裏切り者がいる」と告げられた。その裏切り者を見つけるため、寧々たちは七不思議の付属物を一つずつ破壊していく。第二の「岬の階段」と五番目の「16時の図書館」を破壊し、残るは「トイレの花子さん」を含めて五人…そして、花子くんの弟である司は、密かに七不思議「鏡地獄」の三番目に新たになった七峯桜、日向夏彦、そして三葉を召喚し、寧々たちがまだ見つけていない七不思議へと近づいていた…